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PTCテクノロジープラットフォームがエッジコンピューティングの対応を通じて総合的IoTコンピューティングを提供

PTCはコンピューティングをエッジ側で実施する幅広いプラットフォームイノベーションを発表

 *この内容は米PTCが2016年6月7日に発表した報道資料の翻訳です。

【2016年6月13日】PTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は、本日、LiveWorx 2016にて、分散環境におけるリアルタイムエッジコンピューティング機能を盛り込むことで同社のIoTテクノロジープラットフォームを拡張するという発表を明らかにしました。これは特に厳格な産業利用に対応するよう設計されたもので、PTCは、センサーからのデータの収集、高度に自動化された機械学習と予測型アナリティクスの実行、ウェブおよびモバイルの開発、拡張現実(AR)エクスペリエンスへの対応を実現する統合化可能なエッジ「ソリューションスタック」の提供を開始しました。テクノロジープラットフォームによるエッジコンピューティングの対応に加えて、分散環境におけるエッジとクラウドをサポートするハイブリッド展開にも対応します。

数十億件に及ぶデータから次のアクションを可能にする情報を抽出することはIoTの重要な価値のひとつとなりますが、IoTコンピューティングに対する旧来のアーキテクチャアプローチを採用した企業では、IoTで生み出されるデータの量、スピード、種類の多さなどに対応する課題に直面していました。PTCはエッジ側での総合IoTコンピューティング(コネクティッドデバイス自体またはその近傍で実施するコンピューティング)を実現する頑健なプラットフォームを提供することでこの課題を解決します。コンピューティングのコスト、遅延、セキュリティを検討課題としている企業に対しては、クラウドへの依存を排除し、すべてのIoTコンピューティングをデータ取得地点から物理的に近い場所で実施することが可能です。

これらのエッジコンピューティング機能は、最適化されたIoTシステムアーキテクチャの基盤となるものです。顧客は必要なIoTプラットフォーム機能を希望するコンフィグレーションで柔軟に導入することが可能となり、機能をエッジ側に保持することで高速化と効率化を進め、クラウドと連携させることで全社レベルの接続とさらに進んだコンピューティングを実現します。顧客が分散アーキテクチャを求めている場合、PTCのオープンプラットフォーム戦略により多くの主要パブリックデバイスクラウドへの接続を提供します。

PTCのエッジコンピューティング機能は同社のIoTテクノロジープラットフォームの構成要素です。制御システムからのプライマリーセンサーのデータはKepwareを介して収集され、パートナーを介して収集されたセカンダリーセンサーからのデータと集計することが可能です。ThingWorx Analyticsとの強力な連携によりセンサーデータを自動化された機械学習機能にシームレスに取り込むことが可能で、リアルタイムの異常検知や故障予測を実現します。また、ThingWorxはウェブやモバイルアプリケーションの開発やランタイム機能を提供し、ロールベース(ユーザーの役割や職種に対応する)のユーザー・エクスペリエンスを短時間に開発することを可能にします。Vuforia StudioはIoTのユースケースに対応する拡張現実(AR)や仮想現実(VR)のエクスペリエンスを実現し、ユーザー・エクスペリエンスをさらに拡張します。PTCはヒューレットパッカードエンタープライズ(Hewlett Packard Enterprise、以下HPE)やNational Instruments (NI)等のIoTテクノロジーリーダーとの協力を通じて、PTCテクノロジープラットフォームのパフォーマンス最適化も進めていきます。この最適化により、エッジコンピューティングが必要なケースでは、展開のしやすさや、価値を生み出すまでの時間の短縮を実現します。

PTC社長兼最高経営責任者(CEO)のジェームス(ジム)・E・へプルマン(Jim Heppelmann)は「IoT関連業界の企業は、規模に関わらず、デバイスの状態が不明であるという理由でオペレーションが中断されるような予定外のダウンタイムを発生させるわけにはいきません。PTCは、リアルタイムのエッジコンピューティング機能を提供することで、IoTソリューション開発者に対してIoT導入におけるアーキテクチャを検討する際に高い柔軟性を提供することができます。今度はソリューション開発者が顧客向けに開発するIoTソリューションの効率化、スピード、コストコントロール、セキュリティが提供できるということになります」と述べています。

 

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  • LiveWorx® 2016」は6月6日~9日にボストンで開催されます。製品デザイン、製造、サービスに関わる方々や、製品(モノ)の可能性を解き放つアプリケーションやエクスペリエンスを開発する方々向けのイベントです。Twitterの公式アカウント@LiveWorxや、TwitterやFacebook上のハッシュタグ#LiveWorxを是非フォローください