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PTC、3D設計ソフトウェアの最新版「Creo 4.0」を発表

スマート コネクティッド製品の設計を可能にする、IoT時代の次世代3D CADソフトウェア Creo 4.0により、イノベーションと製品品質の向上が実現し生産性向上に大きく貢献

PTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、本日、3D製品設計ソフトウェアであるCreo®の最新版である「Creo 4.0」を発表しました。Creo 4.0では、「3Dプリント機能」や「モデルベース定義」など業界の最新テクノロジーを導入するとともに、IoTプラットフォームやAR(拡張現実)ソリューションと連携することで、さらなる生産性向上をもたらす「Design Smarter」な最先端の設計環境を実現します。

本バージョンでは、Creo上で設計した製品を直接3Dプリンターで出力できる「3Dプリント機能」が新たに導入されています。また、製品から集められたデータを設計に生かすことでスマート・コネクティッド・プロダクツの設計を可能にし、さらなる製品開発を促進するクローズドループを実現します。さらに、生産性向上に貢献する新機能も搭載されており、高度なイノベーションを促進するとともに、製品品質の向上を実現します。本製品はサブスクリプションモデルでも販売しており、PTCジャパン株式会社および全国の販売代理店を通して、本日より購入することができます。

 3Dプリント機能:
これまでモデルを3Dプリンターで出力するためには、複数のソフトウェアを使用し、形状の作成・最適化、プリンター装置の要件に合致するか等の検証を行う必要があり、デザインプロセス全体が非効率的でした。今回、Creo 4.0に搭載された「3Dプリント機能」により、他のソフトウェアからのポリゴン形状の変換をCreo上で行えるため、デザインプロセスが最適化されます。

  • Creo上で設計、検証、最適化を実施
  • ラティス(格子)形状を作成し最適化
  • 業界標準3Dプリンター対応(Stratasys、3D Systems社製など)

製造を含めた全ての情報をモデルに盛り込むモデルベース定義:

Creo 4.0では、アノテーション機能、特に幾何公差の作成方法が大幅に改善されています。これまで時間がかかっていた規格に合致するアノテーションの作成が容易になるだけでなく、幾何公差の作成をサポートする機能も追加され、より正確な表記が可能になります。

  • 「モデルベース定義」の導入期間の短縮
  • GD&T Advisorにより、規格に沿って正確に幾何公差を作成
  • 中間ファイルにセマンティックPMIを出力

生産性の向上:

Creo 4.0では数々の新機能が追加され、ユーザーの日々の作業を効率化することで、イノベーションを促進し、製品品質を向上させることができます。1日に何度も使用する選択やスケッチなどが、より素早く作業できるように改善されています。また、板金に対してダイレクト機能が使用可能になり、構想設計をさらに自由に行える機能も追加されています。

  • 瞬時にコマンドにアクセス可能な選択方法
  • Freestyleによる自由な構想設計
  • Flexible Modelingを板金でも使用可能に

スマート・コネクティッド・プロダクツ:

デジタルデータとフィジカルな世界を融合させたデジタルツインの活用によって、正確なデータをもとに製品設計を行え、物理的な試作品に多大に依存することなく、製品品質を向上することができます。このデジタルツインを可能とする機能が、Creo 4.0でリリースされます。CAD上でセンサーの配置を検討し、不要なセンサーを減らすことでコストを軽減するだけでなく、CAD上にあるセンサーよりIoTプラットフォームである「ThingWorx®」に接続し、物理的な製品ができる前に検証を済ませることができます。この機能を活用することで、実際の製品からのデータを次の設計に生かすサイクル“クローズドループ”を完成させ、より簡単にスマート・コネクティッド・プロダクツを作成することができます。

  • デジタルデータとフィジカルな世界を融合するデジタルツイン
  • センサーをCAD上で検討し、最適化を行う

拡張現実(AR):

Creo 4.0より、PTCの最新テクノロジーの一つであるAR(拡張現実)ソリューション「ThingWorx Studio (旧Vuforia Studio)」に直接データを出力することが可能となります。工数がかかっていたAR化の作業を簡素化し、より多くの人々に簡単にモデル情報を提供、より早い段階でデザインレビューなどを行うことができます。必要情報のみ表示することにより、知的財産を守りながら、品質の向上を行うことができます。

  • 「ThingWorx Studio」に直接データを出力

米PTC CADセグメント担当シニアバイスプレジデントのブライアン・トンプソンは次のように述べています。「IoTのポテンシャルを実現するということは、ただ単に製品使用データを収集するということではなく、そのデータを使用し、絞込み、分析し、よりよいスマートな製品を作ることができるようになるということです。Creo 4.0は設計プロセスの中で使用する予測データを実際のデータと置き換え、製品設計における適切な意思決定を支援するとともに、モデルベース定義により設計者に製品のより完全なデジタル定義を提供します。Creo 4.0の改善機能は生産性を向上するだけでなく、IoTの可能性を最大化し、設計者のデジタルエンジニアリングをサポートするものです。」

本製品は、2016年12月1日にベルサール新宿グランド(新宿区西新宿)にて開催されるPTCジャパン主催の年次イベント「PTC Forum Japan 2016 ~IoT時代のモノの新しい見方がわかる!~」にて、新機能紹介およびデモンストレーションを行います。是非ご参加いただけますよう、お願い申し上げます。詳細はこちら:http://ptc-forum.jp

システム要件:
  • OS:Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 (全て64ビット版のみ)
  • グラフィックカード:OpenGL 4.3以上 2GB RAM推奨
  • メモリ:8GB以上推奨 (データ管理と接続の場合は16GB推奨)

 

<関連情報>

 

※PTCの社名、ロゴマーク、Creo、VuforiaおよびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。