Optical Solutions のお客様事例


PTC Mathcad で計算を管理する Optical Solutions 社

光ファイバーは将来のホーム エンターテイメントとインターネットを担えるでしょうか? Optical Solutions 社の方法に従えば可能です。Optical Solutions 社は、サービス プロバイダが音声、ビデオ、高速データの統合サービスを一般家庭、集合店舗、中小企業に提供するための光アクセス システムを設計、製造しています。

ミネソタ州ミネアポリスを本拠地とする Optical Solutions 社では、100 名以上の従業員が同社の特許を取得した FiberPath® システムで音声、高精細ビデオ、高速データを統合した広帯域サービスをファイバーを通じてコミュニティに提供しようとしています。米国とカナダに数千の拠点を有する Optical Solutions 社は、サービス プロバイダに導入したシステムが収益と利潤をもたらしている唯一のサプライヤです。

ハードウェア開発部長の Mark Biegert 氏は、Optical Solutions 社で通信市場向け消費者製品の大量、低コストの開発に中心的な役割を果たしています。電気エンジニアと光学物理学者を主とする部署を管理する Biegert 氏は、ハードウェア開発チームのプロセスと手順を定める一方、グループのシステム エンジニアリングを実行し、要件を設定する必要があります。Biegert 氏が直面した主な課題の 1 つは、社内の技術系および非技術系従業員と顧客に同じ形式で技術資料を提供する必要があることです。

「この部署を最初に担当したとき、技術情報を伝達する標準のツールがありませんでした」と Biegert 氏は述べます。「誰でも使えて習得も容易な共通のツール、そして計算を実行し、その結果を共有できる標準の方法が必要でした」

この問題を解決するために、Biegert 氏は世界の 150 万を超えるエンジニアに使用されている PTC の応用数学パッケージ PTC Mathcad に着目しました。PTC Mathcad は、Optical Solutions 社にとって理想的なソリューションでした。単純なインタフェースを通じて複雑な計算でもページ上に書いたように表示されます。頻繁に実行される作業の 1 つに、フォト ダイオードやレーザーのコンポーネント仕様に関するものがあります。Biegert 氏によると、コンポーネントごとに 10 種類もの関数を指定して実行しなければならない場合がありますが、PTC Mathcad の自然な数学表記と自動的な文書化機能を用いると、すべての計算が表示され、特定の解法に達するまでに実行したステップのすべてをレポートとして迅速に文書化できます。

PTC Mathcad で標準のコンポーネントのルーチンが確立されると、Biegert 氏は PDF バージョンを Optical Solutions 社の文書化システムに送り、HTML バージョンを標準テンプレートに組み込んで同社の Web サイトに掲載できます。文書はアーカイブされ、同社の他のエンジニア、購買部門、カスタマー サービスなど、さまざまな部門間で共有することができます。

「最近、導入に関連した問題があるという顧客についてカスタマー サービス部門から電話がありました」と Biegert 氏。「以前に完成してアーカイブした作業に基づいて新しいワークシートをカスタマイズできたので、数分で対応できました。計算をわずかに修正して再利用する場合が多いので大助かりです。新しいファイルを PDF 形式に変換し、電子メールで送信すれば、顧客はただちに必要な文書を得られます。類似の問題がカスタマー サービスに寄せられる場合は、そのワークシートをオンラインで入手し文書として保持できます」

PTC Mathcad の価値は設計の各ステップが最後まで正確な記録としてすばやく作成されることだと Biegert 氏は述べます。「エンジニアは設計作業を効率的に行い、アーカイブしたワークシートを応用または再利用し、設計の最初から最後まで作業の記録を共有できます」

PTC は、PTC Mathcad の計算管理機能でエンジニアリング知識やデータの取り込み、管理、共有を行うことにより、企業の効率を飛躍的に向上できると確信しています。Optical Solutions 社の事例は、そのことを如実に示しています。同社はすでに、PTC Mathcad を使用して計算すべてを明確に文書化し、ほかの人も参照、再利用できるようにリポジトリにワークシートを収集しています。さらに、Optical Solutions 社は PTC Mathcad の自然な数学フォーマットを利用して技術文書をほかの関係者と共有しています。相手が同じ建物内にいるか、世界中に散らばっているかは関係ありません。

「Mathcad は情報の伝達手段を標準化する、実に優れたツールです。弊社はメキシコで製造を行い、中国のベンダーを主に使用しています。また、韓国でフィールド実験を行っています。国境を越えて人々が理解できる文書を共有できることが必要です。 数学はそういう意味で、世界共通語と言えるでしょう」と Biegert 氏は述べます。