3M 社のケース スタディ

PTC Mathcad を使用すると、ダニエルズ氏は 3M 社の製品や 3M の顧客の製品で使用されるポリマーと接着剤の機械的特性データをモデリング、操作、および管理できます。

3M のロゴ3M 社は、100 年以上にわたってミネソタ州メープルウッドを拠点に革新的な製品を考案してきたことで知られています。セロハン テープ、マスキング テープ、締め直し可能なおむつテープから清掃パッドやサンドペーパーまで、その製品は毎日の生活の一部になっています。3M 社の接着製品は、航空会社の開発、修理、およびメンテナンスなど、さまざまな業界を手助けするものへと成長しました。

背景情報

3M 社の航空宇宙および航空機メンテナンス部門は、軍用機や民間航空機用の接着剤、塗装剤、およびシーラーのトップ サプライヤです。接着剤は航空機の数え切れないほどの部品の組み立てに欠かせません。接着剤および関連材料の設計と選択の背後には、重要な評価と計算があります。設計およびエンジニアリングのプロセスとして計算を追跡し管理することで、3M 社のエンジニアはテストした計算を再利用し、間違いリスクの低減、開発期間の短縮、生産性の向上を図ります。

3M 社で 30 年のキャリアを誇る上級専門研究員マイク・ダニエルズ (Mike Daniels) 氏は、航空宇宙および航空機メンテナンス部門のために接着剤とポリマーを開発研究しています。航空機の外側に使用する材料は、500 MPH 以上の風速、頻繁な摩損、氷点下の気温、極度の高温、大きなストレスなど、苛酷な条件に耐える必要があります。接着剤と材料は、生データを使用可能な情報に変換するために複雑な計算を伴う厳格なテストを受けます。計算とその計算に含まれる論理的根拠をワークシートに文書化すると、ダニエルズ氏は重要な情報と計算の論拠をチームと簡単に共有でき、情報の流れが良くなります。

「接着剤の開発において、それぞれの計算は実用化に向けたデータの本質的な変換として取り扱われます。そのため、計算を保存して視覚化することは非常に重要なのです」と、ダニエルズ氏は述べています。

計算の管理によってコラボレーションを促進

「計算を文書化して管理すると、同僚とのコラボレーションもしやすくなります」と、ダニエルズ氏は付け加えています。

ダニエルズ氏は、これまで 10 年間 PTC Mathcad を使用してきました。PTC Mathcad は、国際的に認められた技術計算と応用数学の標準で、全世界で 1,500 万人以上のエンジニアが利用しています。PTC Mathcad を使用すると、ダニエルズ氏は 3M 社の製品や 3M の顧客の製品で使用されるポリマーと接着剤の機械的特性データをモデリング、操作、および管理できます。PTC Mathcad の特許取得済みの自己文書化、live-math インタフェースを使用して、複雑な計算を行い、さまざまな温度と時間でストレスや負荷を受けたときのポリマーと接着剤の反応を特定します。

PTC の視覚的な「ホワイトボード」設計環境により、エンジニアは計算を簡単に取り込んで適用したり管理したりできます。PTC Mathcad は、解読不能なコードで計算を隠したり、スプレッドシートのセルの背後に式を隠したりするのではなく、エンジニアが計算に含まれる論理的根拠を簡単に伝えられるようにして、品質の保証と検証を可能にし、頻繁に行われる計算手順の再利用を容易にします。

計算の背後の論理的根拠を視覚化

「PTC Mathcad は私の仕事の重要な側面です。PTC Mathcad を使用すると、新しい計算を作成するプロセスと計算の背後の論理的根拠の視覚化が可能になり、テスト プロセス全体をシンプルにしてスピード アップできます」と、ダニエルズ氏は述べています。「PTC Mathcad では、時間と温度の重ね合わせ方法を利用できます。これによりマスター曲線が生成され、仕事を途切れなく文書化することができます。変数を簡単に変更してテストを行い、モデル全体に与える影響を確認できます。3M のようなグローバルな製造メーカーにとって、計算の管理と保存がどのような価値があるか、すぐにおわかりいただけると思います」

3M 社について

3M 社は日々新しい方法ですばらしいものを生み出しています。3M 社の顧客は、どこにいても、何をしていても、3M が生活の向上に役立っていることを理解しています。全世界の 200 以上の国で事業を展開しているこの企業の 67,000 人の社員は、専門知識、テクノロジ、グローバルな戦力を駆使して、オフィス用品、ディスプレイとグラフィック、エレクトロニクスとテレコミュニケーション、セーフティ、セキュリティ、および防衛サービス、ヘルス ケア、産業、交通などの主要な市場で指導的な役割を果たしています。最新製品やテクノロジ ニュースなどについては、www.3M.com をご覧ください。