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Creo によりチームが新しい洗濯機の 2,000 の代替案を検討

Geoff Hedges

し ばらく洗濯機を購入していない方は、現在出回っている製品を見て驚くかもしれません。『Consumer Reports』によると、新しい洗濯機はこれまで以上に容量が大きくなっています (最大で 12.7 kg)。最新型の洗濯機では、洗濯の途中でのつけ置き機能や、より激しくかき回すサイクルを利用できます。また、後にソフトウェアをアップグレードできる ように、USB ポートを備えています。(洗濯機がコンピュータを内蔵していることはご存知でしたよね?)

「機能が利便性を高めます」と、この消費者擁護団体は最新の購入ガイドに 書いています。「電子制御により、サイクルをすばやく選択したり、サイクルの残りの時間やステータスを監視したりすることができます。洗剤、漂白剤、柔軟 剤の自動投入装置は、サイクルの適切なタイミングで粉または液体を放出します。ステンレス スチールまたはプラスチックの洗濯槽は、エナメルのものと違って、欠けても錆びません」

消費者にとって、洗濯は、ますます便利に、簡単になっています。しかし、洗濯機を製造する会社にとっては、革新的なアイデアを市場に提供しなければならないという圧力が高まる一方です。

SPM Engineering 社における 3D

SPM Engineering 社は、ドラム式洗濯機を製造しているイタリアの会社です。同社は最近、新しい水平軸のドラム式洗濯機を発売しました。

SPM 社は、設計とテストをできるだけ早い段階で行うことを望んでいます。このため、エンジニアは、コンピュータ内で新しい洗濯機のアセンブリの機能をチェック し、実際の動作をシミュレーションして、物理的なプロトタイプの段階に入る前にすべての問題を解決していました。

小型で高機能

新しい洗濯機については、エンジニアは、より軽量で効率的な洗濯機にしたいと考えていました。それは、以前のモデルよりも水の使用量が少なくて、ドラムの容量が大きく、標準の固定サイズの洗濯機置き場に収まる洗濯機です。

SPM 社のチームは、まず、プラスチックの洗濯槽、釣り合いおもり、サスペンション システム (ばねおよびダンパーの位置とその機械的特性) を定義しました。

当然、寸法の変更に伴い、過去のエンジニアリングの課題に再度取り組む必要がありました。たとえば、回転ドラムが大きくなると、洗濯物のバランスが片寄ったときに、洗濯機の可動部品と固定部品の間で予期しない接触が生じるおそれがあります。

SPM 社のエンジニアには、もう 1 つの課題がありました。厳しい締め切りを守るには、同時に作業を進める必要がありました。しかも、干渉や予期しない依存関係など、互いに新しい問題を引き起こすことは避けなければいけません。

3D を最大限に活用

開発サイクルを効率的に進行させるため、SPM 社のチームは設計ツールとして Creo を使用しています。PTC の 3D CAD ソリューションにより、チームは、物理的なプロトタイプを製作するずっと前に、モデルのデジタル プロトタイプを作成することができます。

Creo Parametric: アセンブリ管理およびパフォーマンス (AAX) を使用すると、チーム全体が製品のための作業を同時かつ効果的に行うことができます。Creo AAX により、SPM 社は洗濯機全体のスケルトンを作成し、トップダウン設計環境を構築することができました。スケルトンにより、コンフィギュレーション ルールが定義され、共有ジオメトリが提供されるため、すべての作業者が、洗濯機全体を構成する個々のフィーチャーに関する作業を確信を持って行うことがで きます。

 

 

 

「 Creo AAX では、すべての製品が画面上で簡単にすばやく組み立てられます」と SPM Engineering 社の社長兼 CEO のエニオ・サルトル (Ennio Sartor) 氏は話しています。「設計に加えられた変更はすべてパイプライン全体で自動更新されるため、設計チームとエンジニアリング チームの間で伝達ミスが生じることはありません」

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クイック リンク

Creo
デモと要点

Creo Parametric: アセンブリ管理およびパフォーマンスコンカレント設計

Creo Simulate PTC のシミュレーション ツール

Creo AAX を使用すると、チームが作業の途中で簡略化された軽量アセンブリをダウンロードすることもできます。自分の作業に必要ないデータで自分のシステムを重くすることなく、より大きなコンテキストで確認できる点が特に便利です。

その結果、

SPM チームは、物理的なプロトタイプの段階に到達する前に、3D で新しい洗濯機を作成し、テストして、修正することができました。何より良かったのは、2,000 種類以上のソリューションをテストして、わずか数週間で設計を完成できたことです。このようなことは手作業では不可能です。

サ ルトル氏によると、SPM 設計プロセスの自動化された部分が PTC ソリューションによってますます増え、手作業とプロトタイプのコストがともに減少したといいます。減少しているのはコストだけではありません。SPM 社では、設計時間も PTC ソリューションによって 30 % 短縮したと報告しています。

これは有益なことです。SPM 社は、洗濯機のどの新型モデルも競合製品を凌いでいられる期間には限りがあることを知っています。そこで、研究開発部門は、さらにアイデアの創出、設計、テストを行い、競合他社をハラハラさせ続けようとしています。

画像およびビデオの提供: SPM Engineering

 

 





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