CAD Software Blog


Creo で、より良いアルミニウム押し出し成形を設計

Beverly Spaulding

シミュレーション ソフトウェアを使用して設計を迅速化している 4 つの企業

あなたは何時間も費やして、プロトタイプをモデリングしました。そしてそれを解析に回しましたが、その後、あなたが最も恐れていた電話がかかってきました。プロトタイプが失敗したという電話です。これで、あなたは製図板に逆もどりです。

シミュレーション ソフトウェアを使っていればそうならなかった可能性も

しかし嬉しいことに別の方法があります。これら 4 つの企業のエンジニアがそうした電話を受けるのは稀です。なぜなら、モデルを解析に回す前に、有限要素解析を使用して、稼働時の条件下で製品のシミュレーションを行っているからです。そこで、シミュレーション ソフトウェアが、これらの企業のエンジニアと彼らの手掛ける設計にどのように役立っているのか詳しく見ていきましょう。

シミュレーション ソフトウェアがもたらす強度、信頼性、パフォーマンス

Hensley Industries 社は、採掘、建築、トレンチング、開墾などに使用する土木機器用の付属品や摩耗部品を専門とする企業です。

掘削機のバケットを例にとると、大量の岩石をくみ上げているうちに、バケットの歯がぼろぼろに摩耗し、交換が必要になります。実に単純なことのように聞こえますが、こうした摩耗部品を設計するエンジニアには複数の懸念事項があります。

オペレーターや技術者が、専門技能、特別な力、専用工具がなくても、現場で手早く交換できるように歯を設計することは可能でしょうか。時間の経過とともに部品はどのように摩耗するでしょうか。"消耗率" が低いほど、オペレータはその部品を長く利用でき、ライフサイクル コストが少なくなり、Hensley 製品が市場で勝利を収める確率が高くなります。

消耗率が高いほど、歯がより多く使用されます。

Hensley 社のエンジニアは、設計プロセスでシミュレーションを実行することで、こうした課題に対処しています。Creo Simulate を使用すると、エンジニアは Creo 内で直接 CAD モデルに静的な負荷と動的な負荷を適用して、実際のプロトタイプ製作のずっと前に、実際にどのように動作するかを把握できます。

カスタム製品

ビデオ ウォールの需要が急増しています。ビデオ ウォールとは、スタジアムやコントロール センター、空港で目にする、その前に立つ人の背後にそびえ立つように並ぶモニタ群のことです。自宅の AV ラックに収まらないほど大型のテレビを買ったことのある方ならば、それを単に絵画用のフックに掛けるわけにはいかないことをご存知でしょう。SmartMetals Mounting Solutions 社もそれを知っています。

SmartMetals のさまざまなビデオ マウント

取り付けやすさと高い品質を約束する同ブランドの AV 機器マウントは、重みに耐え、電子機器が発するあゆる熱に耐え、非常に簡単に位置を設定できる必要があります。SmartMetals 社では、しばしばカスタム製品のリクエストを受けることがあります。同社にアプローチする顧客が抱えているプロジェクトには次のようなものがあります。

●       鉄道の駅の出発ホールに置くモニターのエンクロージャー。破壊行為から装置を保護できるもの。

●       コール センターのシーリング ソリューション。1 つのチューブに 4 台のディスプレイを接地できるもの。

●       食料品店の入り口に置く、縦型のデジタル看板用スタンド。

SmartMetals 社のエンジニアは、Creo Simulate を使用して標準的な CAE 解析 (線形静解析、固有値解析、座屈解析、接触解析、定常熱伝導解析など) を実施しています。エンジニアは、ファイルを変換したり作業をアナリストに委託したりすることなく、実世界でモデルがどのように機能するかを確認できます。

やり直し作業が 30 % 減少

Kontec GmbH は、OEM 用のツールや機器の設計を事業としている企業です。同社のプロジェクトには、複雑なアセンブリ システム、ロボット型梱包装置、溶接装置、計測および試験装置、プラスチック射出成形金型などがあります。

180 度回転する装置用の Kontec のアセンブリ

Kontec 社は、設計プロセスで、早い段階から頻繁に Creo Simulate を使用しています。潜在的な問題をかなり早い段階で特定できるようになったため、チームがモデルに対して行うやり直し作業が通常より約 30 % 減少しました。

Kontec 社 CEO 兼エンジニアリング部長のウルフギャング・ライヒラート (Wolfgang Reichrath) 氏によると、「Creo を使用することで、設計プロジェクトに要する時間を少なくとも 40 % 削減できました

製品パフォーマンスの理解

車のフロントガラスが泥で覆われたとき、あなたはおそらく、きれいなウォッシャー液を送り出すノズルのことは考えないでしょう。そのことをあなたに代わって考えてくれたのが Bowles Fluidics 社です。Bowles 社は、すべての大手自動車メーカーにノズルを提供しており、北米で製造される車両の 85 % にノズルを供給しています。

ノズルの設計によって、さまざまな動きで水を出すことができます。

Bowles 社が製造するノズルには流体技術が使用されており、1 本の流れで車両のフロントガラスの下部を洗浄し、もう 1 本の流れで上部を洗浄します。Creo Simulate を使用すると、設計者は、物理的なプロトタイプの製作を開始する前に、製品がどのように機能するかを確認することができます。すでに馴染みのある Creo のインタフェース、ワークフロー、生産性ツールを使用できるため、新しいソフトウェア製品を習得するための時間を節約できます。

エンジニアの強力な味方

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